おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

5A6プッシュプルアンプ・シャーシ加工 その1

5A6プッシュプルアンプの進捗。 電源スイッチの干渉を避けた電源基板の作成、なんてことを考えていたら面倒になってしまった。

 

電源スイッチを後部へ移動すれば干渉は避けられる。パイロットランプ代わりにオレンジ色のLED真空管ソケットの下からライトアップしたらどうか、ということを思いついた。ちょうどフィラメント電源の5Vがあるし、明るさは直列に入れた抵抗で調節する。5A6はフィラメントが細くてお線香が目立たないので好都合だ。よし、これに決めた!

 

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というわけで、穴開け図は上記のようになった。ようやく本決まり。

 

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裏蓋の穴開け図も作った。シャーシの奥行きが160mmなのに対し、裏蓋は156mmと4mm短くなっている。これは裏蓋を取り付けた時に飛び出して見えるのを防ぐため。

 

奥澤で弁当箱シャーシ、O-46とアルミ板を買ってきた。アルミ板は1mm厚。1カット105円で指定寸法に切ってもらえる。

 

印刷した穴開け図をいつものようにシャーシに貼り付けてカッターと定規で罫書く。

 

一番大変な電源トランスの角穴からスタートすることにした。ドリルで穴を開け、ステップドリルで拡大する。その穴にコッピングソーの刃を入れ、ひたすらギーコギコ。4辺のカットが完了したら、平ヤスリでズーコズコ。ギャーッという音が出るのは何とかならないかしらん?

 

次の日にACインレットとロッカースイッチの角穴を開けた。ステップドリルで丸穴を開け、ヤスリで角穴に広げていった。手間と労力がかかって大変!

 

OPTとMT管ソケットの穴はシャーシパンチで開けた。切削油の代わりに洗剤を使うと後処理がラク

 

ヒューズホルダーの穴径は15mm。シャーシパンチは16mmだから使えない。ステップドリルで12mm程度の穴を開け、ペンタイプのバリ取りナイフでひたすらグルグル回して15mmまで拡大。やればできるもんだなあ。

 

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ここまで開けたら疲労困憊。残りは後日にする。