5A6プッシュプルアンプの配線図を作成する。色分けしてあるのは見やすくするためで、色はてきとう。本数を数えてみたら全部で66本あった。
配線を始めた。まずOPTからの配線が邪魔なので先に済ませてしまう。続いてAC1次配線。この時点で電源を入れて電源トランスの電圧が問題ないか確認。
ところで分割ロングピンソケットを溝に沿ってカットしようとすると真ん中で割れずにピンの金属部分が露出してしまう。始めはニッパーでやっていたが失敗ばかり。次にラジペンで曲げるようにしてカットしてみたが大差ない。
溝に沿ってカッターの刃を当て、刃の上からラジペンをハンマーの要領でかち割るようにしたらうまくいった。こういうのは安いから多めに買っておくに限るね。
続いてフィラメント配線を行う。LEDも取り付けてしまう。終わったら点灯式。フィラメント電圧は実測5.2Vだった。電源をオンにすると直熱管だからすぐ点くよ(笑)。すこし明るすぎるかなあ?
さらにAC200Vの配線を行い、電源部の確認。電源をオンにしたらプッという音がしてヒューズが切れた。うぎゃ!
ヒューズが派手に切れていることから、電源基板をチェックしたらすぐに原因がわかった。ダイオードブリッジが間違ってんじゃん! AC200Vをダイオードでショートしたらそりゃヒューズが飛ぶに決まってるよね。
ダイオードを外してチェックしたら壊れていなかったが、念のため新しいのに交換。上の画像が正しい。
再び電源をオンにして+B・-C・10Vの電源が正常であることを確認。
配線中のシャーシ内部。配線の色分けはてきとう。AWG22の線材でないと配線しにくい。ここまでで配線数は全66本中44本。2/3の進捗だ。