今回の記事は字ばっかりでますますつまらないから読み飛ばすように(笑)。
久しぶりにアキバへ行ってきた。前回から4ヶ月経っている。私が住んでいる江東区では桜が散ったばかりなのにもうハナミズキが咲いていた。だんだん春が短くなっていくのを感じる。
本日の目的は6SN7全段差動アンプのパーツを買うのとシャーシ加工を依頼するためだ。通信販売ではあちこちから買うから送料が馬鹿にならないし、アキバへ行けばいっぺんに短時間でパーツを揃えられるという利点がある。
この趣味はいつ飽きてしまうとも限らないから、極力在庫を持たないようにしてきた。片道35分で行けるので、近々に使う予定がないものは買わないほうが良いと判断している。とはいえ、2004年から再開した趣味はもう10年続いている。
お店は奥澤→サンエレクトロ→瀬田無線→シオヤ無線→西川電子部品→千石電商→秋月電子通商→ヒロセテクニカル→エスエス無線→門田無線の順に回った。
お店の名前だけでどのようなルートで回っているかわかる方は同じ趣味を持つ人だ。なんで戻っているのかというと、千石電商や秋月電子通商で買えなかったパーツを戻りつつ買ったため。
ラジオデパートへ行ったら1階の瀬田無線が無くなり、2階の本屋が無くなっていた。こうして減っていってインターネット販売だけになっちゃったらお店を回ってパーツを揃えるということができなくなってしまうんだよね。
奥澤でシャーシ加工をお願いしたら2〜3週間かかるという。DigiFiだかSTEREOだかのおまけのためにケース加工が集中してしまっているのだ。共立とかタカチで扱うようにして分散を図れないものだろうか。
今回は見積もりを出さず、代金はシャーシと引き換えで良いというので依頼だけしてきた。取引が成立していないので忘れられちゃったらそれまでよ、になる可能性があるが、まあその時は再度頼めばいいさ。
何でサンエレクトロに寄ったのかというと、LM334Zを購入するため。事前に電話をかけて在庫を確かめてあるのだ。このICはRSコンポーネンツ、若松通商、サトー電気などで扱っている。まだ探せば他にもあるだろう。
お次は瀬田無線へ。この店で10mmの絶縁スペーサーを購入。左の2つが瀬田無線で、右の2つが他店で買ったもの。左のは樹脂の面取りがしてあって精度も良い。
次のシオヤ無線では何を買ったか?ラジオ部品ではない。日本ケミコンの高電圧電解コンデンサが割安なのだ。なお、ラジオ部品ではまずこのお店を訪ねたらいい。
ラジオデパートを出て、西川電子部品で皿ネジと樹脂スペーサーを購入。出力トランスをケースに入れるためのパーツだ。対応はぶっきらぼうだけどネジを1本から買える貴重なお店。
ぐるっと遠回りして千石電商本店へ。抵抗やコンデンサなどのパーツを購入。バーンズの25回転ポテンショメータ100Ωが売り切れだった。なので近くの秋月電子通商へ。じつはいつもすっごく混んでいるので敬遠している。こちらの店のほうが1個80円と安い。同じものが千石では150円。いままで気づかずに高い値段で買っていたんだ。
千石電商と秋月電子通商のレシート。千石のは領収証がついていて長いなあ、と思っていたら秋月のほうがもっと長かった。
ここまでお店を回れば大抵はパーツが揃うのだが、シールド線などを買いそびれたのでヒロセテクニカルへ。地下では不思議なイントネーションのおじさんが対応してくれる。
いつもここでメイドカフェの前を通るのだけど、呼び込みのおねえちゃんの目の前を通っているのに声をかけられない。おじさんというよりジジイになろうとしている自分にはもう用なしなのだろうか。寂しいね。
再びラジオデパートへ。2階のエスエス無線でタカチの貼り付けボス、ASR-9を購入。千石ではASR-6しか置いてなかったのだ。
その足で3階の門田無線へ。RCAジャックを購入。これで今のところパーツの全てが揃ったことになる。もっとじっくり回れば安いパーツが選べるのだけれど、体力に不安があったので見つけたところで買うようにした。
2階のキョードーで真空管を見たかったが疲れたのでそのまま帰宅。
消費税が8%に上がって、内税のお店と外税のお店が混在していてわかりにくくなった。金額を提示されるまでわからない。そのうち内税になっていくのか、お店毎に違うままなのかわからない。来年は10%になるんだよな。1割だよ、1割。