おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SV811-10A

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じつは某店で見かけたのが運のつき、つい買ってしまったのが去年の2月。後でデータを見てやめておけばよかったと後悔することしきり。SV811-10Aのデータシートはこちら

 

フィラメントが6.3V4Aで大食い、直流点火しないといけないけどトランス式ではなかなかリプルが取りきれない。

 

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Ep-Ip特性図を見るとグリッドをプラスまで振らないと出力が出ない。

 

アンプの重さをとにかく軽くするのが至上課題なので、トランスドライブではなくダイナミックカップルではどうかな。タマの形状を考えたらGT管が適任か。

 

でも電源オン後にSV811のグリッドが浮いちゃうのが気になる。ここは5AR4とかで+Bをゆっくり立ち上げよう。整流後はチョークでなくてFETリプルフィルタのハイブリッドで。

 

フィラメントの点火はSW電源でないとトランス式では重くなってしまう。SW電源は高周波ノイズが問題になるので、EMI対策がしっかりしたものを使おう。5Vのやつを改造して6.3Vに対応できるかどうかがカギ。容量は10A以上の余裕のあるものを。

 

電源トランスは+B電源と初段・ダイナミックカップルのヒーター電源だけにして、特注するか。出力を欲張らず、+B電源を低めにして既製品を使う手もあるかも。

 

シャーシは鉄だと重くなっちゃうのでアルミで。ステレオだと10kg超えちゃうかな?だとしたらモノラル2台で。電源トランスが2台必要だ。

 

うーん、お金かかりそう。軽く10万円コースだね。予算が確保できるまで辛抱だ。いつになるかわからないけど、数年後をめどに組みたいな。

 

というわけで現状では妄想にしかならないけど、ネタのつもりで書いてみた。