ぼちぼち6SN7全段差動アンプの組み立てを開始した。少しだけ感想を綴ってみよう。
こんな感じになった。平ラグ基板は配線をハンダ付けしてから取り付ける。ロッカースイッチはあらかじめ配線をハンダ付けしてから取り付けるので現時点では取り付けていない。
電源トランスのカバーは再塗装したのだが、傷の保護のためにティッシュを中に入れて広告紙で覆っている。ところがシャーシを裏返しにして配線していると圧力でティッシュと塗料がくっついてしまう。塗料が完全に乾いていないせいだろうが、そのためだけに1ヶ月も待っていられない。裏返しにした際に、カバーとテーブルに隙間ができるような治具を作ったほうが良いかもしれない。
ボリュームに回り止めの穴が無いのがわかるだろうか。これはボリュームのシャフトにナットを1個かませてあるのだ。シャフトが長いとツマミとシャーシに隙間ができてしまい、見栄えがよくないのを気にしてのこと。つまらんこだわり。
なお、トランスケースの上部カバーは最後に取り付ける。そうすれば製作途中で傷つけることがない。
シャーシ内部。電源トランス横にスペーサーが取り付けてある。これは電源トランスとスペーサーのネジが干渉するので、電源トランスを取り付けた後ではスペーサーのネジが締められないから。すっかり忘れていたので、いったん取り付けた電源トランスを外す羽目になった。
バナナジャックってナットを締めると本体が共回りして固く締められない。ボックスレンチで勢いをつけて締めるとだんだん締まってくるんだけど。こんなものなの?
いつも思うんだけど、ヒューズホルダーのナットってどうして締めにくいのだろうか。ボックスレンチではこのサイズのものがないし、モンキーレンチでは隣りの部品にぶつかって締められないし、結局ラジペンで締めることになってしまう。ナット二面幅18mmとなっているからプラグレンチの18mmでOKなのかなあ?今度カーショップへ行った時にでも見てみよう。
OPTの配線は、画像を見るとわかるけど長過ぎたら穴の中に入れてしまえば良いのでシャーシ内でトグロを巻く、ということがない。配線を短くカットすればいいんだけど、貧乏性でカットすることができない。
後は配線を残すだけとなった。数えてみたら40数本といったところで、そんなに時間がかからないだろう。急がなくてもできちゃうから、ゆっくり作業するつもり。