おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6SN7全段差動アンプ・配線中

真空管ソケットの下にOPTが入っていた箱を置いたら電源トランスのカバーとテーブルに隙間ができたので、これで配線を始めることにする。これで養生したティッシュと塗料がくっつくことはないだろう。

 

いつものようにAC1次配線から始めた。スパークキラーを買い忘れているのに気がついたので、0.1uFのフィルムコンデンサと100Ωの抵抗で代用した。SWをオンして電源トランスの電圧を確認。

 

続いてヒーター配線。AWG20の線材を使ったら電源トランスの端子がダンゴになってしまい、隣りとくっついてしまった。ハンダ吸い取り線を使って離した。0.6Aしか流れないのだからAWG20なんて太過ぎで、AWG24でいいのだ。ただ青色の線材を使いたかっただけ。

 

ここで真空管を挿して点灯式を済ませた。SYLVANIAの6SN7GTBってトップゲッターでヒーターの明かりがほとんど見えなくてつまんない。

 

電源の平ラグ基板を取り付ける前に、基板の端子にあらかじめ配線をハンダ付けしてしまう。こうしないと後から配線をハンダ付けするのは難しい。

 

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配線途中の様子。ここで再びSWをオンして電源系の確認。+Bは325V(286V)、32V系は32.8V(32V)、-Cは-0.6V(-5.8V)となった。カッコ内は設計値。負荷は32V系のツェナーダイオードだけなので電圧が高めとなり、-Cは低い。これで大丈夫のはず。

 

SWをオフしても+Bは32Vより下がらないので、抵抗をつないで放電させる。そのままでも感電しないが、うっかり+Bをショートさせると火花が飛ぶのでびっくりする。

 

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アンプ部の平ラグ基板を取り付けて配線を進め、こんな感じで一旦終了。後は面倒なシールド線と、真空管ソケット周りの配線や抵抗の取り付けが残っているが後日にする。

 

それにしてもきれいな配線ってできないね〜。っていうか、どう配線したらきれいに見えるのかわからない。