姉妹サイトでさわりを書いたけど、イヤホンが壊れたので買い替えることにした。
条件は楽器の練習に使うので自分の音が聞こえること、体を動かしても外れにくいこと、音のディテールが聞き取れること、もし壊れても気安く買い替えられる程度に安いこと。
Webで検索をかけたらeイヤホンというイヤホン・ヘッドホン専門店が出てきたので行ってみた。JR秋葉原駅から歩いて5〜6分といったところ。アンディクス・オーディオの先、道路を渡った先の建物(コアな案内だ!)。
建物4階の店に入ると正面左にイヤホン入門コーナーとインナーイヤーコーナーがあった。試聴はできるのかと思ってジャックとかボリュームを探したけど見当たらない。
そうか、自分のスマホとか携帯プレーヤーを使って試聴するんだね。携帯プレーヤーをザックに入れるのをうっかり忘れて出かけたのを思い出した。
それじゃあまた出直そう、と店内をひと周りしてから店を出た。
帰りがけにヨドバシカメラが見えたのでそちらに寄ることにした。イヤホン・ヘッドホンのフロアは広くて、めざすインナーイヤータイプのが見つからない。散々探し回ったあげく、ある一角にようやく見つけることができた。
イヤホンはほとんどがカナルタイプで占められてしまっていて、インナーイヤータイプはほとんどない。スポーツタイプか、あるいは安ければ安い方がいいという人のために1,000円以下のが売られているくらいで、それ以上のものは限られている。
カナルタイプは音漏れが少なく、遮音性も優れているので大多数を占めるに至ったんだね。電車の中でシャカシャカいわせているのはインナーイヤータイプだろうか。
インナーイヤータイプは数が限られているから、選択肢は自ずと狭くなる。ゼンハイザーに3種類あったので、装着してみて落ちにくいのを確かめて、一番安いMX375というのを試聴せずに購入。また来るのが面倒になったんだよ。
ゼンハイザーといえばむかしからヘッドホンで有名。私でもスタックスとゼンハイザーくらいは知っている。
帰宅して携帯プレーヤー(というか、PCMレコーダーだけど)に差し込んでみるとシーッというノイズが聞こえる。感度が高いんだ。122dBと取説に書いてあった。
イヤーパッドは上手くはめられなかった。どうせすぐ失くしちゃうんだから要らないや。
結構大きめなのでイヤーパッド無しではめてみても外れにくい。でも長時間聴いていると耳が痛くなってしまいそうだが、練習は最長1時間程度だからなんとかなる。
カチッという音質で解像度が高いので音のディテールが聞き取りやすい。高音がシャリシャリすることはない。
以前作ったヘッドフォンアダプタを使ってトランジスタ式ミニワッターで聴いてみた。スピーカーで聴くそれはゆったりした鳴り方をするが、MX375はアンプが変わったと思うがごとくくっきり・すっきり鳴る。低音はスピーカーのほうが出ているかな。
この記事を書くのに検索をしてみて、価格の割には評価が高いことを知った。これでコードを引っ張っちゃったりして故障しなければコストパフォーマンスは高いだろう。