前後パネルは底板とネジで止めるところをリューターで表面のアルマイトを剥がし、導通が取れるようにした。これでパネルへのアース配線が不要になる。
照光式プッシュスイッチのLEDは抵抗内蔵で3〜6Vとなっているが、6Vを印加したら20mA流れたので、15Vなら(15-6)/0.02=450Ω以上の抵抗を直列に入れれば良い。手持ちの関係で680Ωにしたら15mA程度となったが、明るさは殆ど変わらなかった。
本体の組み立てを始めた。タカチのCH型コントロールボックスは各パネルがバラバラになるので、弁当箱シャーシのようにパーツを全部組み付けてから配線を始める必要がない。
電源トランスを取り付けると重いので、アンプ部と電源部の基板のみを底板に取り付けて配線を済ませた。続いて電源トランスの配線をあらかじめ行ってから取り付けた。その際、うっかりドライバーで底板を傷つけてしまった。
まあいいや。どうせ普段は見えないし…。
後面パネルへの配線、入力のシールド線も済ませてから底板に取り付ける。さらにボリューム周りの配線、電源スイッチ周りの配線を終わらせてから前面パネルを取り付けた。
サイドパネルを取り付けると、残るは天板のみとなる。天板ははめ殺しなので、取り付けるためには一旦サイドパネルを外さなければならないから、とりあえず付けないでおく。
この状態で配線チェック。ボリューム〜アースへの配線を忘れていたので追加。
電源を投入して各部の電圧が正常であることを確認。試作機と回路が同じ、基板を移設しているだけなのでまあ当然かな。
天板を乗せて1時間ほど放置、DCオフセットの調整。天板を乗せたり外したりするだけでずれてしまうので、天板を外す→調整→天板を乗せるを数回繰り返して完了。
アルミ地だと太陽光が反射して周りがアンダー露光になってしまい、うまく撮影できない。そこで窓際で撮ったのだがやはり明暗ができてしまっている。屋外で曇天の時に撮影すれば良いが、なかなかそのチャンスがない。