今の技術レベルだと、単に復刻ではなくて昔のパーツを再利用した真空管ラジオの新作になってしまうから、フロントパネルの塗装にとどめ、シャーシや電源トランスカバーの塗装はやらないことにした。
まず始めにフロントパネルの塗装から。昔は単にシルバーのスプレーを吹きかけただけだったけど、今回はちゃんとやった。
いつもどおりペーパーで水研ぎ→プラサフ塗装→シルバー塗装。塗装のインターバルは自然乾燥約15分と簡易焼付塗装を約45分。寒い時期のスプレー塗装は、缶をぬるい温度で湯せんして温めておくのがコツ。1日で完了。
今回は実体配線図付き! 間違っているところが鉛筆で訂正してあるね。
フロントパネルやアンテナコイルを外した状態で配線を始めたところ。しばらく平ラグを使った配線をしていたので、立ラグ配線は久しぶり。
ヒーター配線は、実体図では片側をシャーシに落としているけれど、私は線を撚って配線して末端をシャーシGNDに落とした。アンプ作りと同じ。
立ラグをシャーシに固定する端子がスズメッキ線で配線されているのがわかるだろうか。これは必要なのかどうかわからない。AMラジオの周波数程度では変わらないと思うのだが。