加工の終わったシャーシは、塗装の前に溶接の跡や罫書き線を消すためにペーパーで水研ぎするが、その前にフト思い立ってリューターでその跡を消してみた。
保護用ビニールを剥がし、表側のバリ取りをした後でプロクソンのミニリューターにペーパーコーンを付けたものでシャーシ表面をチュンチュンやった。
すると思いがけないほど簡単に跡を消すことができた。この後は塗料の密着性を増すために簡単にペーパーで水研ぎをするだけ。やっぱり道具は使いようだなあ。
塗装はプラサフとディープグリーン(つや消し)のアクリルスプレーを使った。プラサフと本塗装はそれぞれ2度塗りにした。
要点は
・下地処理は念入りに。プラサフで埋めるのは大変だし、開口部が狭くなってパーツが取り付け難くなったりする。
・スプレーは使用前に湯せん(30℃前後)して温めておく(冬季)。粒子が細かくなる。2リットルのペットボトルの上部をカットして使うと便利。
・1回塗装する毎に簡易焼付塗装を実施。塗装〜自然乾燥30分〜焼付塗装1時間のサイクルで行った。焼付温度は60℃くらい。あまり温度を上げるとマスキングテープが剥がれてしまう。
・細かいホコリは塗装が乾いたらペーパーで取る。
塗装が終わったシャーシと裏蓋。シャーシ側面はアクリルのサイドパネルを取り付けるので無塗装。
げげっ、裏蓋の塗装面を間違えた! まあいいや直接見えないし。