シャーシレイアウトはオーソドックス案にした。シンメトリー案はネットで似たデザインのアンプが見つかった。マネしたと思われかねないのでボツとした。
レイアウトは最終的に上記画像のようになった。ケガキ線を入れるために十字マークを入れてある。角穴に丸と十字があるのは、コッピングソーの刃を入れるためのもの。また、サイドに穴があるのはサイドウッド固定用。
真空管ソケットの穴は25mmをシャーシパンチで開け、28mmまで広げる。ヒューズホルダーも同様に13mm穴を15mmまで広げる。これらはバリ取りナイフのグルグル回しと半丸ヤスリで行う。きれいに仕上げるのは難しいが、時間をかけてていねいにやるつもり。
裏蓋の穴開け図もチャチャッと作成。シャーシ本体と裏蓋を固定するネジ穴4個は実物合わせで開ける。
穴開け図を印刷してシャーシに貼り付け、定規とカッターで罫書く。
罫書いた後にオートポンチでマーキング、最初に開ける電源トランス穴と真空管ソケット穴だけペンで印を入れた。全部印を入れても作業中に消えてしまうから、作業の進行中にその都度入れている。
電源トランス穴はコッピングソーで開けた。ステップドリルで13mmまで穴を広げ、ハンドニブラーで数回噛みちぎってやるとコッピングソーの刃を入れることができる。
画像は真空管ソケット穴をシャーシパンチで開けているところ。シャーシパンチのシャフトをモンキーレンチで回す。写ってないけど。
洗剤の原液をヨーグルトの容器に取り、綿棒でシャーシパンチのウスに塗りつけている。作業が終わったら水で洗い流すだけでOK。その後油を塗っておくことを忘れずに。
軍手は電動工具を使う時には絶対にしてはいけない。巻き込まれると大怪我になるから。手回しの工具を使う時は怪我防止に軍手をしている。 つづく。