シャーシ加工が完了したので仮組みをしてみた。パーツは干渉無く組むことができた。組み立てが面倒なところもなかった。
真空管を差し込んで観球アンプ。いろんな角度から撮影してチェック。サイドウッドは塗装前のを両面テープで貼り付けただけ。
電源トランスとOPTの高さがほぼ一緒。こうするとシャーシをひっくり返してもそのままでガタガタしない。
せっかく真空管ソケットの丸穴をていねいに開けたのに、4P1Lのハカマで隠れて見えないことが判明。それなりの穴になっているから良しとしよう。
シャーシは何色で塗ろうかな。ロクタル管とマッチするにはシルバー系が似合いそう。
シャーシ上面から見えるネジは超低頭ネジで、シャーシと同じ色で塗装する。
電源トランスとOPTの位置関係がよくわかる。もしかしたらLchの残留ノイズがRchより0.1mV程度高くなるかもしれないが気にしない。
ブロック電解コンデンサは真空管より太くて背が高いんだけど、あまり気にならない。また、固定金具を下付けにするのはシャーシに36mm径の穴を開ける必要があるのと、コンデンサの背が低くなってしまうのでやらない。
仮組みの状態で重量を測ったら6.7kgあった。私が近年製作した真空管アンプではかなり重い部類。
ゲッターの飛び方が50CA10みたい。
シャーシ内部。OPTの銘板がユニバーサル基板で隠れてしまったけど内部は普段見るものではないから構わない。平ラグはもう少し電解コンデンサ側に近づけても大丈夫だった。
今回はシャーシが無塗装の状態で試作機を組んでみようと思う。配線で残留ノイズやクロストークが変わったりするため。また、+Bに初めて安定化電源を導入するので、動作や特性を調べるためでもある。