おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

4P1Lプッシュプルアンプ・塗装

4P1Lプッシュプルアンプの塗装を始めた。

 

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シャーシと裏蓋は、罫書き線と溶接跡をリューターにつけたペーパーコーンで削って消した。その後は#400のペーパーで水研ぎ。ガスレンジで水気を飛ばし、塗装しないところを広告紙でマスキングする。水研ぎは疲れるのでいい加減になっちゃったけど、どうせ隠れるので気にしないっと。

 

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ブロック電解コンデンサのバンドの一部に塗料が付かないようにマスキング。圧力がかかると塗装が乾燥していてもくっついてしまうので。

 

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カー用品店に行ってHOLTSのダークグレーマイカ、カラーナンバー1E9というのを買ってきておいた。そこらへんを走っているトヨタのウィッシュを見れば大体の色はわかると思う。メタリックカラーなので、上地にクリアを吹く必要がある。

 

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下地塗装にはHOLTSのプラサフ(グレー)。1台のアンプを作るのに1本は必要で、すぐ無くなってしまう。アサヒペンのつや消し黒はトランスのコアを塗装する。

 

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プラサフは2回吹いて、続いてダークグレーマイカメタリックを2回吹く。画像は簡易焼付塗装中。温度は放射温度計で50℃〜70℃。あまり高くするとマスキングテープが剥がれる。スプレー塗装〜自然乾燥20分〜簡易焼付塗装1時間弱のサイクルで行った。面倒でもひたすらこれを繰り返す…。

 

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ダークグレーマイカを吹いたところ。

 

仕上げにクリアを1回吹いて終了。つや出しするにはかなり近づけて吹く必要があり、タレルことがあるので注意が必要。

 

このあとコンパウンドで磨けばいいが、面倒でそこまで手をかけていられない。だからクルマのように平滑でピカピカの塗装なんて無理だけど、それなりに仕上がれば良い。野外では使わないしね。

 

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電源トランスのコア塗装が剥がれてきたので黒で再塗装。焼付塗装ができないから塗装が弱いのは仕方ない。

 

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塗装が完了。クリアを吹いたけど結局半つや消しになってしまった。この後しばらく乾燥させる。

 

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