3B7シングルアンプ試作機の穴開け図を作ってみた。ケースは奥澤のアルミ弁当箱O-27、W250×D150×H40 t1.0mmとした。
始めにトランスのコア中心軸を直交させた案。電源トランスからの誘導ハムが最小になるような配置。こちらの記事に書いたけど、OPTにはサムテックのトランスケースTT0013を被せる。
電源トランスとトランスケースの高さは3mmほどしか違わないから、ダンボールを敷けば裏返しにしてもガタガタしないはず。
電源スイッチの両側にある6Pの平ラグ2個はフィラメント電源。電源スイッチが邪魔になるので2分割とした。フィラメント電源のシャーシ上がデッドスペースになってしまう。
電源の10P平ラグの場所に困ってOPTの下に配置してある。OPTからの配線と干渉するからあまり良いところではないが他に置くところがない。
次のはシンメトリー案。電源トランスからの誘導ハムを受けるが、OPTをトランスケースに収めるしまあいいか、といったところ。
電源のロッカースイッチが真空管ソケットと干渉してしまうので右へずらした。シャーシ上ならスナップスイッチでも良いかな。でも電源がオンになっていることを示すランプが別途必要となる。3B7はフィラメントの点灯している様子が全くわからないから。
電源トランスとOPTが2個、真空管が2本だから考えられる配置が限られてしまう。他に斬新な案を思いつけばいいけど、発想が貧弱なアタマでは無理だ。
いまのところ平ラグが配置しやすいシンメトリー案のほうが有力か。
ちなみにCADにはSakraCadを使っている。これはWindowsライクなので馴染みやすい。大多数が使っているであろうJw_cadは機械系のソフトなので、どうしても使いこなすことができなかった。