試作機を解体した。試すことが無くなったし、音質的にも十分だと思ったから。そろそろ本番機の製作に移ろう。
本番機ではシャーシ・裏蓋・電源トランスの上下カバー・ブロック電解コンデンサの固定バンドを塗装する。塗装は外で行うから、このところの天候不順でいつできるかわからなかった。雨が上がったとしても下が濡れていたり湿度が高ければダメだし、風が強くても不可。
解体はなるべく試作機を再現できるように考えた。線材の長さもわかるはず。外した端子やCRのハンダを取り除き、アルコールで拭いた。OPTの左右チャンネルもわかるようにしたので、本番機で特性が逆になることはないはず。
電源トランスは試作機を製作した当初、ボルトが全然締まってなくて通電したらビーッと鳴ったので増し締めした。だからボルトが短いなと思ったんだ。工場出荷時でもそんなことがあるんだね。
回路は+B調整用半固定抵抗を普通の抵抗に変えた(R19)。外して抵抗値を測ったら57KΩだったので、一番近い56KΩとした。
塗装に関しては下準備が整えば丸一日で完了予定。天気が良く風が強くなければ決行する。