おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SV811-10Aシングルアンプ・本番機の平ラグ基板作成

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ここしばらくSV811-10Aシングルアンプで繰り返し似たような記事がアップされるが、本番機の平ラグ基板作成(いまココ)→本番機の組立①→試作機の解体→試作機シャーシ塗装→本番機の組立②と進んでいくのでよろしく(って何を?)。

 

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さて本番機の平ラグ基板作成から。少しはバリエーションをつけようと思って上記の画像を上げてみた。回路基板毎にパーツを小袋に分ける。こうするとパーツを取り違えることが少なくなる。

 

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+B電源基板の作成。ホチキスの針のように見えるのは、CRのリードをカットした切れ端で作ったジャンパー。パーツは基本的に実験機のを流用するが、足が長いのは新しく買ってきたもの。あらかじめ差し込む場所に合わせて足を曲げておく。

 

この時点でDMMを使ってコンデンサの容量、抵抗の値、ダイオードの導通をチェックしておく。

 

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以前試作機で作成した+B電源部の平ラグパターンに基づいて作成する。

 

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いきなり完成した+B電源基板。ジャンパー線はハンダ付けする前にマスキングテープを使って仮固定しておく。CR類は足の片方をハンダ付けすれば動かなくなる。ラグの穴には全てのリードを差し込んでからハンダ付けする。トランジスタなど短い足の場合、ハンダが乗っていない可能性があるので、足がハンダで濡れているか必ず目視でチェックする。

 

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真横から。コンデンサの足はあまり短くしていない。足の片方をハンダ付けしてから傾きを直すときれいに仕上がる。

 

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裏側から。ハンダ付けは表側から行うとラグ全体にハンダが広がってしまうので裏側からやっている。ラグのハトメ側にジャンパー配線をハンダ付けし、外部への配線はラグの小穴の開いているほうを使うとジャンパー配線が外れない。

 

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てなわけで、全ての回路基板の作成が終わったところ。基板での接続チェックも完了。