おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SV811-10Aシングルアンプ・裏蓋の作成

アンプの裏蓋を作ろうと思って300mm×200mmのアルミ板を買ってきてある。厚みは1.0mm。

 

シャーシと同じ寸法だが、弁当箱シャーシの裏蓋と接する部分が弧を描いており、そのままでは裏蓋が飛び出してしまう。

 

もっと大きなアルミ板なら両面を罫書いて折り取るというワザが使えるんだけど、数mmのカットでは無理。

 

画像

裏蓋の加工図をささっと作ってみた。サイズは298mm×196mmで、短辺を2mm、長辺を4mmカットする必要がある。

 

意を決してイバラの道を進むことにした(というのは大袈裟か)。短辺の2mmカットは平ヤスリで、長辺の4mmカットは金ノコを使う。ハンドニブラーを持ってはいるけど、カットする両側が歪んだり傷ついてしまうので使いたくない。

 

画像

作業台に養生テープで貼り付けて金ノコでカットしようとしているところ。コッピングソーに比べカット時の騒音が少ないのが嬉しい。

 

画像

全長のカットは金ノコがつかえてしまうので反対側からもカットした。途中で養生テープが剥がれてきたのでクランプを使って押さえた。

 

カットできたら平ヤスリで均す。これが大変で両手を使った。左手でヤスって疲れたら右手に交代。これを繰り返す。両手が使えると便利だよ。

 

画像

短辺のカットは平ヤスリに加えバリ取りナイフも使った。

 

1枚をカットするのに1時間、2枚あるので2時間もかかった。終わったらもう山場を越えたという感じ。

 

後は丸穴だけだから普通のドリルとステップドリルで穴開けを行う。削りかすが大量に出るので掃除機を使って何度も吸い取った。

 

画像

こんな感じにできた。もうしばらくこんな作業をやりたくない。

 

もっとも裏蓋の作成にこんな手間をかけるなんて自分以外にはまずいないだろうな。裏蓋の作成でブログの一記事を使ってしまうなんて拙ブログ以外に見たことがないし。