おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ソフトン試聴会

2016年2月6日に開催されたソフトン試聴会へ行ってきた。ソフトンの善本さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。

 

参加者は全員で5人。これくらいのほうがじっくり聴けるのでドタバタしなくて良いと思う。

 

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システム全景。SPはJBLのEverest(だったと思う)、CDプレーヤーとセレクタ&アッテネータはソフトンのものを使用。

 

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善本さんのSV811-3シングルアンプ。ドライバーはKT66で初段は6SL7GT。しばらくしまわれていたそうで、オーバーホールしたとのこと。SV811-3の電流は75mAにセットしてあった。

 

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めのさんのSV811-3シングルアンプ。右チャンネルが不調で雑音が出たため試聴を中止。運搬時の振動か何かで問題が生じたらしい。

 

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MFさんの四角くて白いアンプ。

 

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上蓋を取るとこんなふうになっている。電池管3B4のプッシュプルアンプ。

 

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いちおう拙SV811-10Aシングルアンプも鳴らしたよ、ということで掲載。都合3度の輸送に耐えて正常に動作した。善本さんのSV811-3シングルアンプのほうが低音に分があるように感じられたが、私のSV811-10Aはrpが高いし致し方ないといったところ。

 

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ソフトンで開発中のバランス駆動ヘッドホンアンプ。

 

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ヘッドホン側がジャックになっておりコードを簡単に変更できる。バランス駆動とノーマルの比較試聴をしたが、ノーマルの音がクチャッと固まる感じなのに対し、バランス駆動はフワッと広がる感じがした。あくまで個人的感想なので念のため。

 

OPTの売れ筋について善本さんから興味深いお話を聞いた。それはOPTの価格が4,000円までに集中しているとのこと。ソフトンでもRW20までで、それより上のクラスは殆ど出ないとのこと。

 

これはいわゆるミニワッターに人気が集まっているのではないか。従来からある出力の大きなアンプは製作者が少なくなっているらしい。

 

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話は変わるが、MFさんに巻いて頂いたCSPP用OPTを入手した。どうもありがとうございます!VT-62シングルアンプが完成したら、こちらのOPTの実験から始めようと思う。