前回のつづき。VT-62シングルアンプ本番機の配線を進める。
VT-62ソケット周りの配線を進め、出力段ショートループの電解コンデンサを6DN7ソケットの配線時に邪魔にならないように仮配置したところ。コンデンサはシャーシ前面の裏側に取り付けることにした。
6DN7ソケット周りを配線し、アンプ部基板を取り付けて配線が全て完了。配線の長さがあらかじめわかっているのでやりやすかった。SP端子に取り付けていたゾベル(CR直列素子)はアンプ部基板へ移動した。
VT-62のカソードバイパスコンデンサがあったところは空けてある。信号ショートループ+カソードバイパスで試聴し、もし結果が良かったら取り付ける予定。
配線チェックし誤配線や配線の抜けが無いことを確認したら、真空管を挿さないで電源をオン。+B・+B1・-Cの電圧を確認する。続いて6DN7を挿してプレート電圧とカソード電圧を確認。
問題無さそうなのでVT-62を挿して電源オン、2台のDMMでカソード電圧を監視する。続いて各部の電圧を確認。大丈夫のようだ。
SP端子にDMMを接続してACレンジにし、RCA端子に指を触れて電圧が上昇するのを確認。動作一発OKだ。まあバラして組み立て直しただけだから、元通りになっていれば問題無いはず。
測定電圧を記入して回路図を更新。試作機から回路変更したところは無い。
オシロを接続して波形観測し、問題が無いことを確認。ソベルが移動したので、1KHzの矩形波を観測しながらダミーロードをオンオフし、発振しないか確認したが大丈夫だった。