おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6T9 CSPPアンプ・特性評価その2

歪率特性において1W付近でいったん歪率が下がる傾向があったので、6T9の相性か、あるいは回路によるものなのか調べてみた。

 

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別の6T9を用意し歪率特性を測定したのが上記のグラフ。程度の差はあるが、やはり1W付近で歪率の低下が見られる。ということは、回路起因によるものなのだろう。

 

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続いて実験したのは、OPTの接続を変更して周波数特性がどうなるか調べてみた。回路的にはOPTの2次側のどちらかをGNDに接続するかの違いしかないと思うのだが、シングルアンプのOPTでは特性に差が出る場合があった。

 

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結果は上記のように一致。プッシュプルアンプでは違いが出ないみたい。

 

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今度は2個めのOPT、No.2で周波数特性を調べた。こちらは150KHz付近に明確なディップが見られる。やはり接続を変えても違いが出ないようだ。

 

バラックでの評価が済んだので、試作機を製作しようと思う。さしあたってはシャーシ加工かな。

 

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