EL32シングルアンプを解体した。増えすぎたアンプを整理するためと、新たに製作したアンプの置き場所を確保するためだ。
EL32を使った真空管アンプはEL32パラシングル、EL32プッシュプルがあるので今回解体したシングルアンプは影が薄かった。
数時間後にパーツの状態になった。シャーシ内を塗装しているため線材のビニールとくっついてしまっているところがあった。やはりシャーシ内は塗装しないほうが良いと思う。
外したパーツはリードにフラックスを塗り、ハンダゴテを当てるとコテ先に溶けたハンダが移る。その後に無水アルコールを染み込ませたウエスで拭きとっている。
フラックスの残渣は無水アルコールでは落ちにくく、ゴシゴシこすらないといけない。面倒なのでフラックスクリーナーを買おうかと思っている。
トランスの端子などはSPPONで吸い取ると効率的にハンダを除去できる。綺麗に取るならハンダ吸い取り線で。ハンダ吸い取り線は多量のハンダが付いているとなかなか吸い取れない。
EL32は沢山の手持ちがあるのでいずれまたシングルアンプを製作したい。初段FETでTrのカスコード、エミッタフォロアを介してEL32のグリッドに直結する。なるべく小さなシャーシでコンパクトにしよう。