EL32シングルアンプの配線の続きを行う。アンプ部基板を取り付けて配線する。インシュロックタイで束線したので試作機よりはまとまったかな?最後にカソード抵抗とコンデンサを取り付けたら完了だ。
シャーシ内部はこんな感じになった。アンプ部のGND配線を入力のシールド線に巻きつけてある。
簡単な配線チェック後に真空管を挿して電源投入、カソード電圧を監視する。他の箇所も電圧を当たって回路図と大きな違いが無いことを確認。RCA端子に指を触れ、SP端子のAC電圧が上昇することを確認。今回も動作一発OKだ。
各部の電圧を赤字で示す。EL32のカソード電圧が76VになるようにVR1を調整した。+Bが設計より高めだが、試作機でも同様だったので大丈夫そう。
試作機はEL32のグリッド電圧が56Vとなるように調整したが、カソード電圧を設計値に合わせるのが正しい。というのはEL32のグリッドバイアス電圧はタマのバラツキにより変わってしまうから。