アンプ部はコンパクトにするべく平ラグ板をやめてユニバーサル基板で作成することにした。
アンプ部の回路図を上記に示す。NFB抵抗R22と位相補正コンデンサC2も基板に載せてしまう。
パーツを実際に載せてレイアウト検討をしているところ。ユニバーサル基板はガラスコンポジットのICB-93SGとした。紙フェノールより高価だが、パーツの付け外しをしてもランドが剥がれ難い。
上面から撮影したものを印刷し、パターン図を作成した。K117の向きを間違えて訂正してあるけど気にしないように(笑)。
完成したアンプ部の基板。ピンヘッダは2Pずつカットして瞬間接着剤で固定。パーツのハンダ面のリードは後での取り外しを考えて基本的に曲げない。隣り合ったランドはハンダブリッジでショートさせる。
2SK117のところに2SC1815を間違ってハンダ付けしてしまったが、慌てず冷静にハンダ吸い取り線を使って外し、付け替えた。抵抗の穴位置を1個ずらして取り付けてしまったときも同様にした。隣のランドにハンダが付いたときもハンダ吸い取り線で吸い取った。ハンダ吸い取り線が大活躍。
みっともない裏側も見せてしまう。ハンダブリッジ箇所が多数あるのでハンダの量が多め。
まだシャーシ加工や塗装が残っているけど、これで半導体とCR類が全て基板に載ったので組み立てたら配線するだけだ。
この後、先日作成した電源基板とアンプ部基板をバラックで接続し、正常に動作することを確認した。たが+B1が33Vに対し32.4Vと低いので、ツェナーと直列に1S2076Aを足して33Vとした。