PCL83 CSPPアンプのシャーシ加工を行う。これが済んでしまえば以降、体力的に疲れることはあまり無い。大変なことは先にやるに限る。アルミの1.5mm厚だから特に大変ではないが、体力が無いので疲労困憊状態になってしまう。
穴開け図を作成。印刷してパーツを乗せ、位置のずれ等を確認してあるがよくチョンボする。
面ごとにカット、シャーシに貼り付けて罫書く。オートポンチでマーキングしたら準備完了。
電源トランスの角穴が開いた。いつものようにコッピングソーでカット。これでお助けシャーシ状態に。
ACインレットとロッカースイッチの穴が開いた。角穴はこれで全部。ACインレットは四隅をステップドリルで開け、ハンドニブラーで噛みちぎり、ヤスリで形を整えた。
真空管ソケットとOPTの穴は21mmのシャーシパンチで開けた。後面の穴開けが済んでしまえばもうしめたもの。
全部の穴が開いた。大きめの穴もステップドリルで開けたら1個だけ1ステップ分大きくなってしまったが見なかったことにする。
反対側から見たところ。保護用のビニールが被っているので切り口が汚く見えるが、穴はちゃんと開いている。
続いて裏蓋の作成。
300mm×200mm t1.0のアルミ板を買ってきてピラニア鋸でカットし穴開けした。
加工中、ドリルビットに切り屑がくっつくのでいちいち取り除かなければいけなかった。あぼ電機やエスエス無線で扱っているアルミ板(白い保護ビニールがついてるやつ)は材質が柔らかいようだ。(株)奥澤で扱っているアルミ板(青い保護ビニールがついてるやつ)は加工しやすいが、扱いが少なくなってしまった。
これでシャーシと裏蓋の加工は完了。今後はOPTのケーシングをした後、仮組みをしてパーツの干渉や組み立て難いところがないか確認する。