12B4A SRPPアンプの配線を始めた。まずAC1次配線を済ませて電源投入、電源トランスの電圧を確認。次はヒーター配線。最大1.8A流れるのでAWG22にした。撚り線を綺麗に配線するのは難しい。しかも回路図と真空管のピン番号を一致させている。
こんな感じになった。ヒーターバイアスの関係でヒーターが2系統になっている。
真空管を挿して点灯式。ヒーター電圧はAC6.5V〜6.6V。AC100Vが実測102V程度あるのと電源トランスの+B巻線が無負荷なのですこし高め。
SIEMENSのECC83は印字が向こうを向いてしまった。12B4Aはカソードが赤熱する様子が正面から見える。
続いて電源基板を取り付けながら配線する。ここまでくるとかなり進んだ感じ。でもまだ先は長い。
ここで再び電源投入して電源回路の動作確認。整流後で453V(AC320V*1.4=448V)、FETリプルフィルタによる降圧は13.9V(452*22K/1022K+4=13.7V)、+Bは438V(452-13.9=438.1V)で計算上ほぼ合っているのでOKとした。
いつもより測定電圧が高いので注意する必要がある。無負荷とはいえ、450Vを扱うのは拙6B4Gシングルアンプ以来か。