おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

12B4A SRPPアンプ・配線完了

12B4A SRPPアンプの配線を進めた。配線は実際にあてがって少し長めにカット、両端をワイヤストリッパで剥いて予備ハンダ、で取り付ける。

 

立ラグはハトメ部分に配線、上にCRをハンダ付けするので配線が先になる。作成した実体図(もどき)を見ながら配線した。

 

配線したら枝ぶりを整える。長めにカットしているから少し長く冗長になるところが出てくる。一端を外して短くし、再度ハンダ付けする。こんなことをやっているのでなかなか進まない。

 

真空管の配置は左から12B4A(下)−12B4A(上)−ECC83−ECC83−12B4A(上)−12B4A(下)となっている。中央から対称なのだがソケットはひっくり返せないから配線の様子が変わる。これが紛らわしい。標準シャーシを使って製作する人はよく間違えないね。

 

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配線途中はこんな感じ。マッチングトランスの2次側配線がシャーシから浮くので、接着剤で固定した。

 

SP端子からのNFB配線をどのように通そうか迷った末、なるべくAC配線から遠ざけるようにした。接近する場合は十字交差させる。 CRの取り付けは初段系から始めた。

 

CRのリードを短くカットした後に予備ハンダ。一箇所に数本が集中する時にはこうしないとハンダが付いていないことがある。

 

立ラグ小へは混み入ってハンダゴテが入りにくい。シャーシをあっちこっちに向けて対応する。

 

出力段はカップリングコンデンサと抵抗680Ω2Wが干渉するので少し考えた後、別の場所に取り付けた。抵抗は0.5Wの発熱があり、リードを介して電解コンデンサを炙ってしまうがまあいいさ。

 

入力のシールド線を最後に取り付けた。配線が通りにくいので予め通した後に末端の処理をしてハンダ付け。初段系GNDの配線を緩く巻きつけてシャーシGNDの立ラグへ落とした。

 

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これで全ての配線とCRが取り付け終わった。抵抗は縦横に配置すると見栄えがするが、私は斜め45度を許しているのであまり綺麗に見えない。無理やり縦横にするとリード線がカクカクになってしまう。王道は立ラグ間をCRで渡すことだけど、アキシャルリードの電解コンデンサが必要になるしコンパクトなシャーシでは難しい。

 

休み休みやったけどやはり目が疲れる。この作業が終わってホッとしている。昔は楽しい作業だったけど、今は老眼鏡を使っても目を凝らさないとハンダ付けできないから辛い。

 

さて、配線チェックを行った後に動作確認に移る予定。