出力管を6DJ8から6922へ変更したので特性を再測定した。まずは電圧の確認から。
実測の電圧を赤字で示す。6922はEb=149V、Ip=9.5mA、Eg=-3.6V、Pp=1.42W < 1.5W maxとなった。
諸特性を上記に示す。高域-3dB周波数は6DJ8のときよりも10KHz伸び、出力は0.7W→0.9Wに増加、利得は19.0倍→18.5倍に減少、NFBは7.6dB→7.2〜7.3dBに減少、DFと残留ノイズ、消費電力はほぼ同じだった。
周波数特性。6DJ8パラシングルアンプ1号機のOPTをA57-7K48Sで測定した時と同じになった。
クロストーク特性。6DJ8パラシングルアンプ2号機の測定値とほぼ同じ。20Hz〜20KHzでは-65dB以下。
Lchの歪率特性。最低歪率が0.1%を割ったので縦軸を0.01%から10%に変更。5%歪みでの出力は0.9W。
Rchの歪率特性。最低歪率は0.05%となった。5%歪みでの出力は0.9W。 特性的には特に問題は見られなかった。
現状特に気になるところがないのでサイドパネルを貼り付けた。接着剤が乾いたらテープを剥がして完成だ。