またの名をシニアグラスや老眼鏡ともいう。英語ではReading Glassesで通っているようだが日本でのそれらの呼び方はいかにもよくない。リーディンググラスという呼びかたは一般的に認知されているのだろうか?
近年になってPC画面や新聞の文字が読みにくくなってきた。100均の+1.0のそれをかけてもよく見えない。目を細めるとすこし見やすくなる。どうやら乱視があるらしい。
ネットで調べてみるとまず目に病気がないかどうかを眼科で調べてもらいなさい、とある。そこで近所の眼科で検査をしてもらうことにした。結果は異常なし。近眼に老眼、乱視があるとのことだった。
眼底検査で瞳孔を開く薬を点眼されたら視界が曇ってよく見えない。眼科からの帰宅途中は目を細めても眩しくて見づらい。昼間に眼科の検査をするならサングラスを持参されたし。この点眼薬は8時間程度効いているのでその日のクルマの運転はおろか、何もできなかった。
眼科に行った1週間後。近視用のメガネを持参して視力を調べてもらった。どうやら作った当時に比べ近視の程度が弱くなっているらしく、そのメガネでは矯正しすぎになるようだった。近視用メガネは運転の時にしか使わないので、リーディンググラスを作ることにした。眼科で処方箋を書いてもらった。
後日その処方箋を持って近所の眼鏡店へ出かけた。最近の流行りは上下に薄いタイプで、私はそういうのが好きではない。したがってメガネの安売り店は自動的に落ちた。
フレームは自分の好みにしたが、店員の勧めに従ってレンズを選んだらひょえーな価格になってしまった(金額は内緒!)。ブルーライトカットや傷防止のコーティングがしてあるものだ。思えば近眼用のメガネを作る時にもそれくらいしたような気がする。しょっちゅう使うものだからすぐ壊れては困る。
1週間後にできたメガネを取りに出かけた。かけ心地を店員に調整してもらった。このメガネをかけ始めて数日は頭痛に悩まされた。やはり慣れが必要なのだろうか、その後は大丈夫になった。
メガネを購入した2週間後に眼鏡店へ再び出かけてつるの調整をしてもらった。すこし緩くて鼻で支えるような状態になるのが嫌だったから。これで問題ない程度になった。
どうも矯正視力が出過ぎると良くないようで、日常生活で困らない程度に矯正すると良いらしい。私が作ったリーディンググラスは距離が50cm程度でピントが合うようになっている。もっと度を強くすると40cm程度でないと見えなくなる。
これでハンダ付け作業が多少楽になるといいな。