「憧れの真空管サウンドを手軽に手に入れよう!」だって。興味があったのですこし調べてみた。
ラックスマン製でキットとなっているが基板は完成していてドライバーで組み立てるだけ。だからハンダ付け不要。
検索してみたら回路図があった。ただ私にはわかりにくかったので書き直してみた(暇なヤツ笑)。
なるほど。12AU7の片ch 1ユニットによる1段増幅で51KΩと68KΩによるPG帰還がかけてあるんだね。電源は両波整流でTrによるリプルフィルタとなっている。
電圧が書かれていないがコンデンサの耐圧からすると電源トランスの+Bタップは100V〜110V前後か。もし自作するのなら東栄変成器のZ-5VAとJ-6305を使えば良いと思う。
音色のチューニングをするなら220u6.3Vと4.7u160V、OUTの右にある33u160Vを替えれば良いと思う。それに12AU7はメーカー豊富だから自分の好みのものにすれば良い。
12AU7を下からLEDでライトアップしているから、LEDを替えれば別の色にできる。ただ12AU7のヒーターの明かりを楽しむのならLEDは不要だろう。
あまり書くと身も蓋もないので、真空管を通した音を楽しむで良いと思う。
ついでにLTspiceでシミュレーションしてみた(暇なヤツ笑笑)。
入力が25Vrmsでもとりあえずサチらずに出る。2次歪みが多い。
ゲインは1.0dB(1.1倍)となった。出力は無負荷だから実際は高域がこんなに伸びるわけはないけど。