塗装が完了したのでシャーシと裏蓋の磨きを行う。簡易焼付け塗装(高温乾燥)を行うと翌日にはすでに乾いている。ペーパーがけしてみて消しゴムのカスのように取れる場合はまだ乾いていない。
浴室で#2000のペーパーを小さい木片に巻きつけて水研ぎをする。裏蓋から始めた。どのくらい削れているかはセルローススポンジで水気を拭き取ってみればわかる。凹部分が光るので、それが無くなる程度にすればOKなんだけど大変。
シャーシは極力角や端の部分を磨かないようにする。下地が出てしまったらやり直し。とはいえやっぱり角は塗装が薄いところがあって下地が出てしまったので、そこを磨かないようにして別のところを磨く。
1時間半もやっていたら腰や背中がだるくなった。なるべく凹の部分が無くなるようにしたが、きりがないので妥協。
塗装が完了し磨きに入る前のシャーシと裏蓋。
水研ぎが終わったシャーシと裏蓋。
水気を拭き取ったら下地が出てしまった部分をタッチアップ。ヘタクソはリカバリー方法を習得する必要がある。スプレー塗料を紙にシュッと出して爪楊枝で目立たなくなる程度に塗る。遠目でわからなくなれは良し。
なにしろ水研ぎは経験不足で試行錯誤状態。ペーパーを巻いた木片を研ぐ面に沿って平行を保ちながら直線で動かさなければならない。
続いてコンパウンドを使った磨きに入る。裏蓋から始めた。粗目→細目→極細の順に磨きをかける。磨く方向は縦か横の直線。やはり角は極力磨かないようにする。そうしなくても削れていく。完全に磨き傷は取れないがそれなりに傷が目立たなくなればOK、というか妥協。シロートなのでクルマ用のコーティング剤で傷消しをするが完全には消えない。
磨きとコーティングが完了したシャーシと裏蓋。Zライトとライト付きルーペを写し込んである。
タッチアップしたシャーシの角の部分(赤丸印)。上部の折り曲げのところは光の反射。