6AH4GTパラシングルアンプ本番機の配線を行う。試作機を解体した時の配線を取ってあるので長さがわかる。基本的に配線は再利用しない。というのは解体時にカットしたりして短くなっているから。
いつものようにAC1次配線から始めた。電源トランスへの配線が終わったら電源投入してタップの電圧を確認。それが済んだらヒーター配線。3A流れるところはAWG20で、その他はAWG22にした。このへんいい加減。
AC1次配線とヒーター配線が完了したところ。
点灯式のようす。ヒーター電圧は6.6V〜6.7Vだった。
電源基板へ配線を10本取り付けて電源トランスへ結線。+Bその他の電圧を確認。問題なさそう。+Bは電源オフにしても100Vからなかなか下がらないので抵抗をつないで放電させる。
続いて真空管ソケット周りの配線。OPTからの1次側配線を短く切り詰めてしまう。立ラグへの配線を済ませる。
RCA端子近くの立ラグにGND配線を集めてシャーシに落とす。OPTからの2次側配線を短く切り詰める。まだ未練があってすこし長め。
プレート配線が初段の近くを通るので銅箔テープでシールドしてみた。
アンプ部基板を取り付けて配線を接続。シールド線は再利用した。初段のGND配線をシールド線に巻きつけて立ラグに接続。最後に信号ショートループの電解コンデンサとカソード抵抗を取り付けたら全て完了だ。OPT下がガラ空きになったがこれで良い。
反対側から見たところ。
今後は配線チェック後に動作確認を行う。