おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

設計資料をPDF化

アンプやラジオを設計するたびに作った資料をファイリングしていたのだけど、やたら増えて探すのが手間になった。そこで資料をPDF化することにした。

 

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購入したのはEPSONGT-S650というフラットベッドスキャナで導入は数年来の懸案であった。平ラグパターンをブログに掲載するのに今まではハンディスキャナを使っていたが大抵曲がってしまう。先日は無線と実験誌とラジオ技術誌の必要な記事をPDF化した。

 

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設計資料はA4サイズで厚さは6cmほど。これをスキャンしてJPEGデータとしてPCに取り込み、PDFに変換する。

 

スキャンするソフトはEPSON Scanで、このソフトはかなりクセがありルーチンをちゃんと決めないとうまくスキャンできない。モードに全自動モード・ホームモード・プロフェッショナルモードとあるが、全自動モード・ホームモードでは用紙の自動検出がうまくいかないので、用紙サイズの設定ができるプロフェッショナルモードでスキャンすることにした。

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上記が設定画面で、解像度は300dpiに設定、イメージタイプは24bitカラーと8bitグレーを原稿の種類によって使い分けていたが、そのうち面倒になり24bitカラーに統一した。原稿サイズは1回プレビューをかけると変更可能になる。

 

スキャンにかかる時間は約10秒、画像入力部が戻るのに約10秒といったかんじ。実際は原稿の向きを揃えたり原稿のセットや入れ替えに時間がかかった。

 

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スキャンしたJPEGデータは画像梱包(PdfBuiltInPicture)というソフトを使って処理した。最初に用紙サイズにチェックを入れ(これをチェックしないとでかいPDFファイルになる)、JPEGデータをまとめてドラッグ、ソフトの画面上にドロップするとPDFファイル名を聞いてくるので入力すればPDFファイルが出来る。ページはファイル名順になる。PDFファイルのサイズは1ページ1MBといったところ。

 

PDF化した設計データの例を2つ示す。1つは2A3プッシュプルアンプ(PDF/8MB)で、大学生の時に製作、2005年に組み直したもの。この頃は回路図をBschで作成したり測定データをExcelで管理したりなどしていなかったので全て紙ベースだ。パーツリストが黄ばんでいるのは年数が経っているからで、6550プッシュプルやEL34プッシュプルも検討していたのだった。

 

最近の例としてPCL83シングルアンプ(PDF/3.8MB)の設計データを示す。電圧を記入した回路図、平ラグパターン、実体図などをPDF化した。

 

スキャンした設計資料は不要なので処分しようと思う。