新PCL83シングルアンプのケースの穴加工を行った。
キズ防止に梱包用テープを貼った。穴開け図を印刷してカット、定規とカッターで罫書く。オートポンチを打って準備完了。
電源トランスの四角穴から始めた。四隅にΦ13mmの丸穴を開けてコッピングソーでカット。アルミA6NO1のt2.0mmは手強い。100往復して5mm程度しか進まない。
平ヤスリで穴を整えたがなかなか削れなかった。
次は真空管ソケット穴をサークルカッターで開ける。こちらは難なく開いた。
後は小径の丸穴だけだからドリルとステップドリルで開けた。バリが殆ど出ない。面取りドリルで整えて保護テープを剥がしたら完了。
前後パネルの穴開け準備も完了。ケースの下側はゴム足用の穴を開ける。
リアパネルの丸穴を開けた。アルミA1050Pのt1.5mmは柔らかくて加工しやすいが穴がきれいに開かない。ACインレットの穴は角Rをつけた。
フロントパネルはロッカースイッチの穴をノギスで測りながら穴を開けた。穴径は13.0mm×19.5mmとした。
大変な金属加工が終わったので、次は電源トランスにショートリングを巻く予定。