7716 SRPPアンプの配線チェックを行う。大丈夫そうなので電解コンデンサの向きと+Bがショートしていないかを再度確認後、真空管を挿して電源オン、各部の電圧をチェック。
回路図に実測の電圧を赤字で記入した。結果は問題なし。SP端子にテスターをACレンジにして接続、RCA端子に指を触れて電圧が増加するのを確認。今回も動作一発OKだ。
測定器を接続してひととおり簡単にチェック。クロストーク特性でR→Lが漏れているらしい。
調べてみるとRchのコンデンサを経てマッチングトランスへ行くところとLchのカップリングコンデンサのリードが接近しているのが原因とわかった。
銅板でシールドを作ってアースしたら良くなった。安易な方法だが静電シールドできるのであれば問題ない。
真空管をソケットから抜いた後にピンの1つが抜けてくるのが気になって、ピンのハンダ付け側にハンダを盛って抜けてこないようにした。そうしたら真空管のピン側にハンダが回って挿せなくなってしまった。ハンダを除去するのに失敗、仕方がないのでソケットを交換した。
NFBをかける前の諸特性を測定。DFが1に満たないのは出力部に電流帰還がかかっているため。
NFB抵抗と位相補正コンデンサを取り付けた。詳細な特性を測定して問題が無いかどうかを確認する。