AMトランスミッター本体がAC電源で問題なく動作するようになったので、ケースに入れることにした。ケースはタカチのYM-200にした。
穴加工は丸穴だけなのであまり手間ではなかったが、ツマミが何を調整するものかわからなくなってしまうので文字入れをする。下側が黒でなくて別の色だったらラベルシールに印刷して貼り付ければ良いのだが、黒地では見えなくなってしまう。YMシリーズにシルバーと黒の組み合わせだけじゃなくてシルバーのみのがあっても良いと思う。
レタリングシートで文字を貼り付けたところ。マスキングテープでガイドとしたのに文字が上下にずれてガタガタになってしまった。これでもずいぶんやり直しをしたんだけど。殆どやらないから上達しない。終わったらマットのクリアスプレーを吹いた。
ケースに組んで配線が終わったところ。
反対側から見たところ。なんでアンテナ端子を空いているほうにしなかったんだろう。
アンテナの長さや向きで出力が最大になるように内部のトリマーを調整する必要があるが、周波数を変えないのなら調整しなくてもあまり変わらないので良しとした。
完成したAMトランスミッター。
反対側から見たところ。"+ −"はトリマーを調整する時にテスターをつなぐ端子。
AMトランスミッターが普及しないわけがキットを組んでみて良くわかった。使いこなしが難しいのだ。アンテナの向きや設置場所によって電波の具合がかなり変化する。その点FMトランスミッターのほうが手軽のような気がする。
私は真空管ラジオをこれで鳴らそうと思っているのでAMでないと具合が悪い。 私はPCをDACで出力してAMトランスミッターで飛ばしている。AMはおしゃべりが中心なので音楽はたまにしかかからない。RadioTunesやSpotifyなどのストリーミングやiTunesで音楽を流して真空管ラジオで聴くのはピュアオーディオとは違った面白みがある。
私はちきゅうラジオが面白いのでよく聴いているが、聴き逃しでタイムシフトして自分の都合が良い時間に聴くのが良さそうだ。それをAMトランスミッターで飛ばしてラジオで受けるとまるで放送を受信しているのと同じように聴ける。席を外す時にはPauseを押しておけば戻った時に続きを聴けるのがメリットかな。