12A6GTY CSPPアンプのシャーシと裏蓋の加工を行う。これが済めば大きなステップになる。加工に入る前にシャーシの合わせ目に瞬間接着剤を流し込んでおくとシャーシが強固になる。
作成した穴開け図。
穴開け図を印刷し、定規とカッターで罫書き。2枚を貼り合わせる時は、パーツ単体の穴開け位置が正確になるようにする。
電源トランスの角穴から始めた。まずステップドリルで丸穴を開け、ハンドニブラーでかじってコッピングソーの刃を通し、後は切削油をつけながらひたすらギコギコする。1.5mm厚なので結構時間がかかる。
1周くり抜いたところ。休み休み30分くらいかかった。
平ヤスリで切断面を整えた。
ACインレットとロッカースイッチの穴が開いた。ロッカースイッチはノギスで測って13mm×19.5mmの角穴を正確に開けた。
真空管ソケットの穴はサークルカッターで開けた。力は要らないし静か。ただ私の場合何回もググッと刃が食い込んでしまい、ツマミを戻して食い込んだ箇所を均すようにしたので手間がかかった。そんなに大きくツマミを回していないのになあ。要するに使い方が下手なんだね。
大穴が全て開いた。後は小穴を残すのみ。
シャーシ本体の穴開けが完了。
続いて裏蓋の加工に入る。これは裏蓋の穴開け図。
シャーシに赤丸印をつけたところに固定穴が追加されていた。
ピラニア鋸でアルミ板(1.2mm厚)をカットしているところ。
ピラニア鋸の引き溝は0.3mmくらい。殆ど引っかからないし刃の進みが早い。
カットと穴加工が終わった裏蓋。赤丸印はシャーシと裏蓋を固定する穴で、曲尺で正確に測って開け、実物に当てて穴位置を修正した。
正面から穴加工の終わったシャーシ。
反対側から見たところ。
今後の予定は仮組みだが、その前にOPTをトランスケースに入れるための固定プレートの加工を行う。