60mm×60mm×60mmの鉄の角パイプを入手したのでトランスケースを製作しようと思う。トランスケースには東栄変成器のOPT、T-1200を入れる。角パイプは厚さが1.6mmある。鉄製なのは、少しは防磁効果を期待してのこと。
厚さ1.5mmのアルミ板を2枚ピラニア鋸でカットした。角パイプの断面は正確な正方形ではなく少しいびつなので大きめにカット。画像左の瞬間接着剤で貼り合わせることにした。
作業台に固定して棒ヤスリでツライチになるように削る。なお今回は上部にRを付けない。
トランスケース下の固定パネルの加工図。
固定パネルを加工中。サークルカッターで20mm径の穴を開けた。
トランスケースに固定するためコの字に曲げる。パネルにはあらかじめ裏表に罫書き線を入れ、作業台と木に挟んで曲げた。
カレイナットを圧入した。圧入にはステンレスの六角穴付きボルトと六角レンチを使った。脱落防止にナットの周りには瞬間接着剤を染み込ませた。ネジ穴に接着剤が付かないように注意。
コの字にした固定パネルをネジ止めするところに角パイプへ穴を開けた。穴位置は微調整が必要だった。固定パネルと角パイプがきっちり合わさるようにする。少々緩くても問題ない。角パイプと固定パネル、それぞれの向きを決めてある。シロートの工作だから個々に向きも合わせる必要がある。
プラサフを2回塗ったところ。よく見ると段差が消えていないが遠目に見て目立たない程度になれば良い。
OPTはバンドの固定部分をピラニア鋸でカット。OPTをケースに入れ、周りに厚紙を敷き詰める予定。こんな面倒臭いことをしなくてもバンドカバー型のT-1200Rを使えばトランスケース無しでいいんだけどね。
アルミ板は手持ちのを使ったし角パイプ代+送料の1,430円で済んだ。それにしてもピラニア鋸を使っていたら腕がだるい。滅多に使わないから筋肉が退化した。