以前からテキトーに抵抗をつなげたダミーロードを使っていたのだけど、ちゃんとしたものを作ろうと思う。アンプごとの+Bに対応するためには大電力用の可変抵抗(レオスタット)を使えば解決するだろうがメチャクチャ高価だし高抵抗が無い。
そんな精密に変えられなくても大雑把にできれば構わない。むしろちゃんと作ったとしても使い勝手が良くなかったりしたら結局使わなくなってしまう。
自分の近年に作った作品20台で+B電圧と電流からダミーロードを考えてみると、2kΩ〜7.5kΩの500Ω刻みで何とかなりそうなことがわかった。+B電源回路が正常に動作しているか、電圧がどれくらいになるかがわかればよい。抵抗の消費電力は+Bのテストがせいぜい1分であることを考えて、ディレーティングを考慮しなくてもよいだろう。
考えたのが上記の回路でまあ抵抗を10本直列にしただけ。どの抵抗を使うかによるが、ワット数は大体40Wくらいになる。
集めたパーツ。これをケースの中に組んで、接続はミノムシクリップで行う。ロータリースイッチとか面倒なことはしない。シンプルなほうがわかりやすいし使いやすいのではないか。
次回は製作編を予定。