6P3S CSPPアンプは完成以来2週間で毎日稼働しているが、DCバランスがどうなっているのか気になっていた。
回路図を上記に示す。DCバランスの調整箇所は2つあって、それぞれ6N23Pと6P3Sの電流を上下で等しくなるようにする。
結果は6N23PがLch 0〜0.05V、Rch 0.3Vだった。プレートチョークKL10-05の許容不平衡DC電流は自主基準を設けており、2mA以内に収まっていれば良しとしている。即ちプレートチョークの1〜3端子間で1.74V以内ならOK。Rchの0.3Vでは0.17mA。両ch共に基準内に収まっており問題なし。
6P3SのDCバランスはR21とR22の620Ω間で測定してLch 0.05V、Rch 0.04Vだった。こちらも問題なかった。