簡単に配線チェック後、真空管を挿さずに+Bへダミー抵抗4.5kΩを仮接続して電源投入、グリッド電圧を60Vに調整。
次に47を挿してカソード電圧を監視。75〜76Vになったので大丈夫そう。各部の電圧を測定。設計値との大差は無し。
SP端子にDMMを接続、入力端子に指を触れてAC電圧が上昇するのを確認。動作一発OKだ。測定器をつないでとりあえず異常のないことを確かめた。
電源回路のR11は、AC100Vが102V程度あるときに最高プレート電圧250Vをオーバーするのが気になって63kΩから68kΩに変更し+Bを下げた。
簡単に特性を測定。周波数特性は低域寄りでOPT-S14がそうなっているため。出力は1kHzで1.9W〜2.0Wといったところ。DFは1.3〜1.4と低いがNFBをかければ増えるはず。残留ノイズはAC点火だから0.5mV〜0.6mVという値は妥当だろう。
無帰還での周波数特性。カマボコだが高域は125kHzまでほぼ素直に落ちていっている。
次回はNFBをかけて特性を調べる予定。