おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

300Bシングルアンプ・仮組み

シャーシ加工が終わったので、仮組みをしてパーツの干渉や問題などがないかどうかを確認する。

 

300B_single_sub_plate.jpg ソケットプレート周りを組み立てていて、入手したUXソケットが上付けなのに気がついた。これでは沈ませても上付けのぶん浮いてきてしまう。そこでソケットを6mmのスペーサーで下付けに変更した。下付けの小さいタイプのUXソケットは絶滅寸前のような気がする。

 

300B_single_outside1.jpg 他は問題なく外装パーツが付いた。300Bよりトランスケースのほうが背が高くなったので予定どおり。横方向に寸詰まりのような感じがするのでサイドパネルに厚みのあるものを取り付けようと思う。

 

以降、いろんな角度から写真を撮ってみた。

300B_single_outside2.jpg 6N23Pが端に寄りすぎているかと思ったがそうでもないみたい。

 

300B_single_outside3.jpg 300B_single_outside4.jpg 300B_single_outside5.jpg 300B_single_outside6.jpg 300B_single_outside7.jpg 300B_single_inside1.jpg シャーシ内部。UXソケットを挟んで2つの平ラグと立ラグが接近しているけど何とかしよう。

 

300B_single_inside2.jpg UXソケットがシャーシ内に出っ張ってきている。裏蓋に接触することはないけど。

 

300B_single_inside3.jpg MTソケットが奥まっていて配線し難そう。

 

300B_single_hum_test1.jpg 仮組みの状態で電源トランスに通電し、OPTのP-B間にミリボルトメータをつないで誘導ハムの実験をする。

 

300B_single_hum_test2.jpg

結果は上記のようになった。実験画像のように配置した時のほうが誘導ハムが少なくなった。電源トランスとOPTが斜めの配置の時は、コア軸の向きが平行であっても誘導ハムの影響を受け難くなるようだ。なお、カバーを取り付けるとおよそ2/3程度に誘導ハムが減ることがわかった。

 

本当は電源トランスとOPTを一列に並べてコア軸の向きを直交させると誘導ハムの影響が最小になるはずなのだが、やはりデザイン優先なのと重量バランスを考慮したため今回のようになっている。