おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

300Bシングルアンプ・配線完了

前回は点灯式までだった。+B電源基板に配線して取り付け、+Bにダミー抵抗2832Ωをつないで電源オン、+Bは343Vになった。補助電源トランスの26Vタップを30Vタップに変更しているので+Bの電圧が高くなった。とはいっても設計値に近づけたにすぎない。次に-C電源基板に配線して取り付け、-Cに56kΩをつないで電源オン、-224Vになった。問題なし。

 

300B_single_inside15.jpg シャーシ内はまだこんな状態。この後は電源投入せずに一気に配線する。

 

GND配線、300Bと6N23Pソケット周りの配線、SP配線やNFB配線と進んだ。アンプ部基板に配線して取り付ける。試作機の配線はコテ先が当たって溶けたりしているので流用せずに新たに作成した。配線の長さや癖がわかるので同じように作れば良いから簡単だ。

 

試作機で使ったシールド線を取り付けてGND配線を巻きつける。これで配線自体は完了。

 

300B_single_inside16.jpg シャーシ内はこんなふうになった。

 

300Bソケット周りのCRを取り付ける。CRは試作機からの流用なのでフォーミングができているし、予備ハンダがされているのでドンドン進み、全てのCRを取り付け終わった。残留ノイズやクロストークは問題ないだろうとインシュロックタイで束線した。

 

300B_single_inside17.jpg 配線とCRの取り付けが終わったシャーシ内部。まあ特性が問題なければこんな程度で構わない。AC1次配線(白)と他の配線は平行に走らせない。近づくときには十字交差させる。プレート(赤)配線やグリッド(黄色)はインピーダンスが高いので、他の配線と平行に走る際には注意が必要。AC的には+Bや-Cなどの配線はGNDと同義なので、シールドとして使える。

 

配線チェック後に動作確認を行う予定。