71Aシングルアンプ2号機の配線を始めた。AC1次配線を済ませて電源トランスの電圧を確認する。
フィラメント電源とUXソケットへの配線を済ませて電圧を確認。Lch 4.94V、Rch 4.98Vだった。これはTA4805Sの基準電圧バラツキと思われる。続いて71Aを挿して点灯式。毎回同じなので画像は無し。
+B電源に配線するが、平ラグを外してシャーシから取り出せないため、2本同じ箇所にハンダ付けするのが難しかった。チョークコイルから2本の配線を出せば良いのだが、アクリルケースを外す必要があり、更にSP端子を外すなど大掛かりになってしまう。
+B電源のテスト。立ち上がりが非常にゆっくりだ。LTspiceで+Bのシミュレーションをしたら、大体1分で規定電圧まで上昇するので設計どおりといえる。+Bに8.7kΩをつないでAC100V換算で296V、34mAとなった。+Bの設計値は295Vなので合っている。
配線の続きを行う。出力管周り・GND・アンプ部と進めた。配線本数が少ないからどんどん進む。シールド線はRchが2cmくらいで短いから本来は不要なのだが、Lchと揃えるためにあえてシールド線とした。
最後に電解コンデンサ4個・抵抗4本を取り付ける。Lchの47μF450VがAC1次配線と接近してしまい離せない。
配線とCR取り付けが終わったシャーシ内部。配線が平ラグの陰になってあまり見えないせいかスッキリしている。これで全部のはず。
配線チェック後に動作確認を行う予定。