5A6シングルアンプの電源部平ラグに配線を取り付けて固定、結線する。
電源部の動作確認を行う。+Bに6kΩのダミーロードでAC102Vの時に+Bは270Vとなった。電圧増幅段に流れる電流を含まずにダミーロードの抵抗値を計算してしまったので+Bは低めに出たが問題なし。5A6のフィラメント電圧は5.0V。+B1は155Vと156Vで問題なし。
電源部がOKだったので点灯式を行う。あまりフィラメントが赤熱している様子が見えない。 立ラグに配線とコンデンサを取り付けてから固定する。ソケット周りの配線を進める。
ソケットのセンターピンにアース母線を張るのだが、ハンダゴテが他のピンに届きにくくなるため先に配線と抵抗を取り付ける。
SP端子周りの配線とNFB配線をしつつゾベルCRを取り付ける。深く考えずに配線してしまったがクロストーク特性に影響があるようなら取り回しを変更予定。
再びシャーシ内部。アンプ部の平ラグ基板は仮固定で、配線をしてから最後に一気に端子へハンダ付けする。
注:ボリュームの1番3番の接続が逆になっている! ボリュームに取り付けるシールド線の処理をする。RCA端子からボリューム、ボリュームからゲート入力までのシールド線を作成。GNDの網線が切れて散らばるので面倒だった。この処理だけで1時間くらいかかった。せっかくシールド線があるので使ったが、GNDとの撚り線で処理する方法もあり、こちらのほうが簡単だ。
アンプ部の平ラグ基板の配線をハンダ付けする。ボリュームを取り付ける前にRCA端子からの入力をハンダ付け。ボリュームを固定。GND配線をゆるく巻きつけながらGND母線にハンダ付けしたら全て完了だ。
シャーシ内部はこんな感じになった。SP端子へ行く配線が斜めになっているが気にしないことにする。
今後は配線チェックの後に動作確認を行う予定。