5A6シングルアンプの配線チェックをする。RCA入力の抵抗値を測定したらボリュームの1番3番が逆になっていることがわかった。ボリュームをしばらくアンプに使っていなかったらこのざまだ。
間違っている配線。 ボリュームを外してシールド線をつなぎ直し、1番をGNDにした。
これが正しい配線。 再び配線チェックを行い、間違いなさそうなので+Bに7.5kΩのダミーロードを付けて電源オン。グリッド電圧を69Vに調整。 次にダミーロードを外して5A6を挿し、電源オンしてカソード電圧を監視する。カソード電圧を90Vに調整。
各部の電圧を測定。だいたい設計通り。 SP端子にDMMをつないでAC電圧レンジにし、RCA端子に指を触れて電圧が上昇するのを確認。動作一発OKだ。
とりあえず諸特性を測定。裸利得は42〜43倍と多い。残留ノイズがLch 0.7mV、Rch 0.4mVと多い。これは+Bの残留リプルが多いのと、LchのGNDの取り回しに問題ありと推定。
周波数特性をAnalog Discoveryで測定。かまぼこ特性だ。
今後は残留ノイズの解析を行う予定。