45シングルアンプ・リニューアル版の回路図を作成した。
C7は電圧が400Vを超えそうなので450V耐圧とする。手持ちの47uF450Vを2個使うか、100uF450Vを買って1個で済ませるか検討中。
カソードバイパスコンデンサC2は通常のGND接地とした。+Bへ接続する信号ショートループは直熱管だと音色が好みに合わない気がする。5A6シングルアンプはそうしたけど、GND接地のコンデンサを追加しても良いかもしれない。
このC2はかかる電圧は133Vなので耐圧が160V以上必要。この中途半端な電圧で大きい容量のものは種類が少ない。千石電商にある330uF160Vを採用予定。
まだ手持ちのパーツに合わせて変更する可能性大。
バイアスが深く、カットオフするのに更に深いタマは直結にするとカソード電圧が高くなり、カソード抵抗の発熱が多くなってしまう。カソードフォロアで直結にしたり(これはマイナス電圧が必要)、カソードチョークで振るほうが回路的にはスマートだと思う。
利得の計算をしてみる。電圧増幅段はLTspiceでは303.4倍。45のμは3.5、rpは1.7kΩ。OPTの変圧比は√(5k:8)=25:1となる。
利得は303.4*3.5*5k/(5k+1.7k)/25=31.7倍
となった。
これは45シングルアンプ1号機の28.5〜30.1倍とほぼ同じ。