45シングルアンプ・リニューアル版の配線を始めた。最初に邪魔なフィラメント電源の配線から片付けてしまう。
ブリッジダイオードからDCDCユニットへの配線をする。電源トランスの6.3V端子からブリッジダイオードへの配線をする。通常はAC1次配線からスタートするが、今回だけは特別。
AC100V配線を済ませ、電源投入してロッカースイッチのネオンランプが点灯するか確認。電源トランスの端子電圧も確認する。 45を挿してフィラメント電圧の確認。Lchは2.56V、Rchは2.59Vだった。長めのAWG24の配線で2.6Vから2.5Vへ電圧降下させようという作戦だったがあまり下がらなかった。45のフィラメントの残留リプルは0.5mV前後。これは以前のDCDCでの実験の値と同じだった。
シャーシ内部の様子。中央はフィラメントのDC点火用ブリッジダイオード。
次は+B電源基板に配線する。+B〜GND間に5kΩ50Wの抵抗をつないで+B電圧の確認。AC100Vが101.5Vの時に+Bは381.5Vだった。AC100V換算で約376Vとなり、設計値である374Vとほぼ一致した。
再びシャーシ内部。+B電源基板を固定した。リプルフィルタのFETは33kΩの下にあるが見えない。
電源部の動作確認まで済んだ。後はGND配線、アンプ部やソケット周りの配線、CR取り付けなどが残っている。