おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

3A/107Aシングルアンプ・シャーシ加工中

ようやく重い腰を上げて3A/107Aシングルアンプのシャーシ加工に着手した。A5052のアルミt1.0mmだから加工しやすいのだけど、体力が無いからのんびりやる。

 

3A107A_single_chassis3.jpg まず電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、ハンドニブラーで齧って鍵穴にし、コッピングソーの刃を通して1周くり抜いた。ハンドニブラーで1周齧っても良いのだが、1mm厚のアルミでは齧った周囲が歪むのでやりたくない。

 

3A107A_single_chassis5.jpg 平ヤスリで端面をカット寸法まで削って整える。

 

3A107A_single_chassis7.jpg ACインレットの穴は角R付き。これは地味に面倒くさい。

 

3A107A_single_chassis6.jpg ロッカースイッチはノギスで測りながら13mm×19.2mmの精密加工。四角く端面を整えていったらギリギリの寸法だった。板厚が薄いからうっかりすると開けすぎてしまう。

 

3A107A_single_chassis4.jpg 角穴が全て開いたシャーシ。ここまでくれば、後は丸穴のみ。

 

3A107A_single_chassis8.jpg 出した工具類。この他にコッピングソー、サークルカッター、電動ドリルがある。ハンドドリルは面取りカッター用。 あんまり根を詰めて作業すると次の日に疲れが残って差し障るのでどうしようかな。

 

3A107A_single_chassis9.jpg と思いつつ、サークルカッターで径25mmのブロック電解コンデンサの取り付け穴、径30mmのUVソケット穴を開けた。刃を進めながらクルクル回しているだけで開いてしまうという文明の利器。騒音も全くといってない。

 

一旦始めると順調に進むシャーシ加工。後は小さな丸穴なので順調にいけば1日で終わるはず。