おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

3A/107Aシングルアンプ・配線開始

3A/107Aシングルアンプの配線を始めた。まずAC1次配線を済ませて電源オン、電源トランスの電圧を確認。

 

次はフィラメント電源への配線をする。出来たら再び電源オン、ソケットのフィラメント電圧が5Vであることを確認。3A/107Aを挿して電源オン、フィラメント電圧は両チャンネル共に4.0Vとなった。

 

3A107A_single_intside3.jpg AC1次配線とフィラメント電源への配線が終わったところ。まだ配線は始まったばかり。

 

3A107A_single_outside8.jpg 3A/107Aを挿して点灯式。部屋の明かりを消してみてもフィラメントが赤熱しているようすは殆ど見えない。まるで電池管のよう。

 

次は+B電源への配線をする。ブロック電解コンデンサへの配線があって時間がかかる。配線チェック後に+B〜GND間へダミー抵抗10.2kΩを接続して電源オン、+B電圧を確認する。

 

今回もブロック電解コンデンサのリークが多く、+B電圧は低めだったがだんだん上がってきた。AC100Vが102.1Vのときに+Bは271Vで設計値は269V。AC100Vで換算すると265Vと4V低いが、エージングでリークが減少するとみてOKとする。

 

3A107A_single_intside4.jpg 再びシャーシ内部。あまり配線が進んだように見えない。3A/107Aへのプレート配線(赤)がくねくねしているのは初段系の近くを通すと発振するため。ロッカースイッチ近くを経由したほうが素直かな。

 

この後は一気に配線とCR取り付けを進める。