おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

E88CCプッシュプルアンプ・ケースの加工

E88ccpp_layout11.gif E88CCプッシュプルアンプ用の穴開け図を作成した。ケースはLEADのEX-2004。

 

E88CCpp_case3.jpg ケースに傷防止の荷造り用の透明テープを貼り、穴開け図を貼り付けて罫書き、オートポンチでマーキング。

 

E88CCpp_case4.jpg ケースの穴加工を始めた。電源トランスの角穴の四隅にステップドリルで穴を開け、コッピングソーで穴の間をカットした。2mm厚のアルミだからなかなか進まない。

 

E88CCpp_case5.jpg くり抜いたら平ヤスリで端面を整えた。

 

E88CCpp_case6.jpg 電源トランスのボルト穴を開けてちゃんと嵌ることを確認。電源トランスのボルトって位置の誤差が大きいので穴は5mm径で開けた。トランスのボルトを緩めて開けた穴に入るように調整し直すワザもあるけど。

 

E88CCpp_case7.jpg 真空管ソケット穴をサークルカッターで加工中に刃を折ってしまった。替刃があったので事なきを得た。

 

E88CCpp_case8.jpg ソケットの固定穴と放熱穴を開けたところ。

 

E88CCpp_case9.jpg 後は小さな丸穴だけなのでほどなく終了。本体下面のゴム足用の穴開けも完了。

 

次は前後面のパネルの穴開けをする。こちらは逆に柔らかいアルミなので加工しすぎに注意。

E88CCpp_case10.jpg ACインレットの穴は6個の丸穴を開けた後、丸ヤスリで角Rの形に整えていった。ヒューズ(F-7155)の穴はステップドリルで13mm径の穴を開けた後、半丸ヤスリでぐるり一周すると入るので、後は廻り止めの穴を開けるだけ。ロッカースイッチの穴は13mm×19.2mmにノギスで測りながら開けた。

 

2日間でケースの加工が終了したが、ジジイなので疲労困憊、もっとゆっくりやればと思うのだが疲れが長引くことを考えると早く終わらせたいと考えてしまう。